過去日本で走ってきた競走馬はたくさんいてますが、そんな中でも伝説級に強かった競争馬を集めて果たしてどの馬が一番強かったのか?
単純なのですが、不明確な要素もあるので一概にとはなかなか決めきれませんよね。
そんな競馬ファンの馬券を買うよりも熱く盛り上がれる疑問をテーマにして個人的観点から勝手にランキングにしました。
第八位 ウオッカ

牝馬でありながら、64年ぶりに日本ダービーを勝利してしまった衝撃たるや、凄まじいものがあります。
ダイワスカーレットとのライバル関係も、競馬ファンを非常に楽しませてくれました。
特に、2008年の第138回天皇賞(秋)での、ハナ差の叩き合いを制しての勝利は、観てるものを大興奮さしてくれましたね。

まさか牝馬で、日本ダービーを勝つとは思いませんでしたね!
第七位 キタサンブラック

当初は、血統的観点からあまり高い評価じゃなかったので、菊花賞でも5番人気と低い評価ながら
サトノラーゼン・リアルスティール・リアファルらの有力馬との争いの中、リアルスティールの追撃をクビ差で制し、GI競走初優勝を果たしました。
古馬になってからは、天皇賞(春)を2連覇するなど、当初の血統的不安を平然と覆していく様は、これが名馬と呼ばれる馬なのか!!と言う走りをしてくれてました。
また、2017年の第156回天皇賞(秋)では、スタートの時点で致命的な出遅れをしてしまい、これは終わった!!と思われたのですが、
降雨のため極度に荒れた馬場(不良馬場で特に内側)を嫌い、他馬が避けていたインコースを通り、直線手前で先頭に立つと、そこからサトノクラウンの猛追をしのぎ切り、天皇賞春秋連覇を達成してしまいました。

名馬は、血統すら超えるものかと思い知らされました!
第六位 モーリス

2014年に堀宣行厩舎へ転厩以降、それまでの凡走が嘘かのように、全レースで連対を果たしています。
2015年の第65回安田記念では、17頭中本馬を含めた10頭が、マイル重賞の優勝馬であり、GI馬は5頭を数える豪華メンバーの中、単勝1番人気に支持され最後の直線では、ヴァンセンヌの猛追をクビ差しのぎ切り、初GI制覇となりました。
続くマイルチャンピオンシップでは、堂々とした競馬で安田記念との同一年マイルG1二冠を達成して、その年の香港マイルも圧巻の走りで制覇してしまい、6戦全勝でシーズンを終えました!
国内ラストランとなる、2016年の第154回天皇賞(秋)では、堂々たる競馬で初の中距離GIを勝利で収め、国内最終戦を締めくくりました。
競走馬生活最終戦となる香港カップでも、他を寄せつけない圧倒的強さで勝利しました。

マイルと中距離どちらでも申し分のない強さでしたね!
第五位 リスグラシュー

早い時期から活躍していたのですが、あと一歩のところで勝ちきれなくて、4歳秋のエリザベス女王杯にて、8度目の挑戦で悲願のGI制覇を達成します。
しかし、またそこから少しのあいだ勝ち切れなかったのですが、2019年の第60回宝塚記念に牝馬はリスグラシューの一頭のみと、紅一点での出走となりましたが、ここで驚異的な強さを発揮するのです!なんと二着に三馬身差をつけての快勝!!
続く、オーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われる、コックスプレート(GI)では後方3番手に位置を取り、最終コーナーで外を回して位置を押し上げると、同競馬場の173mの直線で先頭を差し切り、最後は2着に1馬身半差を付けて優勝したのです。
引退レースとなった、2019年の第64回有馬記念では、GI馬が11頭出走する超豪華メンバーとなりました。
最後の直線では、横に向かって走るかのように大外へと持ち出し、上がり最速となる3ハロン34秒7を繰り出し、2着馬を5馬身ぶっちぎり圧勝で有終の美を飾りました。

引退レースの有馬記念は衝撃的過ぎましたね!!
第四位 ロードカナロア

ロードカナロアにとって、初のGI挑戦となった2012年の第42回高松宮記念では、惜しくもあと一歩のところで敗れてしまいます。
2012年の第46回スプリンターズSにて、嬉しい初のGI制覇となります。しかも、国内レースでは、本馬が1番人気以外で出走したのはこのレースが唯一なんです。
この年の最終戦に日本馬にとって、『鬼門』あるいは『凱旋門賞級に難しいレース』と言われていた、香港スプリントに挑戦するのですが、終わってみたら2馬身半差の完勝でした。
2013年の第63回安田記念も、観るものをアっと言わせる走りで、難なく2階級制覇を達成しちゃいました。
引退レースとなった、香港スプリントでの5馬身差圧勝には痺れました。

引退レースで連覇したうえに、最後の圧倒的着差には名残惜しい気持ちになりました!
第三位 アーモンドアイ

言わずもなが女傑とは、この馬のために用意された言葉ではないでしょうか?!
三冠レースでの他馬を圧倒な力でねじ伏せ、もう貴女達では、勝負にならないとでも言ってるかのような走りでした。
特に、桜花賞で先頭を争ってるラッキーライラックとリリーノーブルの叩きあいをしてる横を、二頭とも並ぶ間もなく、突き抜けていくあの走りには度肝を抜かれました。

何や、この白いシャドーロールの馬は?!って驚きました!!
最後の引退レースとなるジャパンカップでは、史上初三冠馬が三頭出揃っての勝負になりました。
その群雄割拠の中でも、難なく勝ちきってしまうあたりが、新世代の女傑と呼ぶに相応しい馬だと思います。
第二位 オルフェーヴル

とにかくこの馬を表す一言と言えば、暴君でしょう!!デビュー戦から話題に事欠かなくてファンを楽しませてくれました。
もちろん三冠馬という所も凄いのですが、その後の有馬記念でのあの走りを見た人は、痺れてしまうでしょう!

2011年の有馬記念は年間最高のレースでしたよね!!
かと思えば、その後の阪神大賞典ではあの大逸走をやらかしてしまうのです。まぁそれでも2着に来ちゃうところが、能力の高さの証明になってしまう訳ですが(笑)
そんな事もありながら、遂には凱旋門賞に挑戦してくれました。しかし、ここでも世界の壁は分厚かったです(汗)我々日本人の悲願でもある、凱旋門制覇の扉が開く寸前で閉じてしまい、とても悔しかったです。
反面世界との差は、確実になくなってきている事を再認識しました。そして、ラストランとなる有馬記念では、これが世界と戦うレベルという事かと思い知らされました。
どんな展開に持ち込もうと、勝てないと思わせてくれる名馬でした。
第一位 ディープインパクト

かの有名な、世界のホースマンよ見てくれ!!これが日本近代競馬の結晶だ‼︎と言わしめた、競馬界のキングオブキングでしょう。
誰がなんと言おうと、世界に誇れる馬と言えばディープインパクトです!!
レジェンドジョッキーに、空を飛んでいると思わせてしまう走りをしているのだから、それはもう馬ではないのでは?と疑ってしまうほどですよね。
でも、そんなディープインパクトでさえも、国内で唯一敗戦してしまったのが有馬記念なんです。
いつも通りのレース運びで、さぁここから羽ばたくだろうと誰もが確信していたハズですが・・・・いつも通りの羽ばたきを見ることなく、敗れてしましました。
しかし、ここで沈むハズがなく、その後はきっちりと勝っていき、遂に夢である凱旋門賞までたどり着いたのですが、
なんと、そこでの結果は禁止薬物が出たために、失格という結果になってしまいました!
とてもショックな事でしたが・・・・その後のジャパンカップと有馬記念で見せてくれた、あの空飛ぶ走りはいつまでも脳裏に焼き付いています。

引退レースの最後の直線では、叫んだのを未だに覚えてます!!
まとめ
どうでしたでしょうか??競馬ファンなら知っているであろう馬ばかりだと思うのですが、改めて振り返ってみると、本当に凄かったんだなと思い知らせてくれますね。
また、この馬たちが父や母とかになりその馬たちが活躍してる姿をたくさん見て、いずれかは凱旋門賞制覇してくれる馬が現れることを願っております。
競馬予想編はこちらになります。

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