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ここぞ!!という場面で役に立つ将棋の格言【将棋上達の道標】

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将棋を始めたら、とにかく勝たないと、楽しめなくなっちゃいますよね。

そこで、今回はこの格言を覚えてるだけで、上達のスピードが段違いに早くなるかもというのを紹介していきます。

しかも、この格言の良いとこは、上のレベルにいってもなお役に立つとこだと思います。

とくに、終盤のほうでは知ってるのと知らないのでは、大きな違いになること間違いなしです!

目次

将棋の歴史

日本に将棋が伝来した時期は諸説ありますが、物証に乏しく、はっきりしたことは分かっていません。

現状で、1993年(平成5年)に、奈良県の興福寺境内から発掘された駒が、最古と言われています。

また、駒は16点あり、同時に「天喜6年(1058年)」と書かれた、木簡が出土しました。「正確には天喜6年7月26日」

脈々と続く将棋の歴史の中で、偉大な先人たちの経験より生み出されただけあって、実際に格言を踏まえて対局に臨むと、格言というものは、やはり要所でキッチリと役に立ってくれるんです。

玉飛接近すべからず【ぎょくひせっきんすべからず】

自玉の近くに自分の飛車がいると、手順に王手や詰めろがかかりやすくなったり、駒損しやすくなったりするので、離れておいた方が良いということ。

飛車は、攻めの中心となることが多く、近くで激しい戦いが起こりやすいし、その中で飛車を狙われても、基本的には逃げられるので問題はない。

しかし、自玉が近くにいると、飛車を狙いながらの王手や、詰めろなどが生じやすくなるので、飛車の逃げ方が制限されて、働きが弱まったり、場合によっては飛車を見捨てないといけなくなる。

特に、初心者のころにやりがちなので気をつけたいですね。

玉の早逃げ八手の得【ぎょくのはやにげはってのとく】

相手の攻めが止まりにくいとき、持ち駒で受けるよりも、玉を安全地帯へ逃がした方が、手得につながるということ。但し、早逃げをすると手番を失い、次に相手から攻められてしまうので、その先の結果まで考慮することが重要である。

これは、プロの公式戦でも、そういう場面があるくらいなので、覚えておくべきですね。

王手がかかる前に、受けておく手は盲点になりやすいので、王手がかかりやすい局面で、早逃げを意識してみてもいいかも知れませんね。

三歩持ったら端に手あり【さんふもったらはしにてあり】

持ち駒に歩が3枚あるときは、相手の香車を吊り上げて、攻めることができるということ。
端は香や桂で守っていることが多いものの、どちらも後ろに戻ることが出来ない。
そのため、端歩の突き捨てから叩きや垂らしによって、香や桂を上ずらせようとすれば、形が悪くなって攻めやすくなる。

これは、手持ちの歩の枚数が、2枚でも時と場合によっては成立する場合もあります。

初めて、この端攻めがうまく決まった時は、かなり爽快感が得られると思いますよ。

出来れば、相手玉に近い端から攻めていくのが良いのだけれど、場合によっては、相手玉から遠い端を攻めて、相手の攻撃陣にプレッシャーをかける事も可能です。

終盤は駒の損得より速度【しゅうばんはこまのそんとくよりそくど】

終盤は、駒を多く取るよりも寄せを優先するために、自分の駒を犠牲にしたり相手の駒を、取らなかったりすることが多いということ。

序中盤の駒得は積極的に狙って、出来れば駒損は避けていきたいですね。

寄せのときに、斜め駒がないと寄せ切らないとかだと、価値の高い駒を切ってでも、その斜め駒を入手していくのが、終盤で重要となり得る考え方です。

序中盤の感覚と、終盤の感覚は別物になってくるのですが、そこの判断の切り替えが、非常に難しいところではあります。

金なし将棋に受け手なし【きんなししょうぎにうけてなし】

金将は守りの要であり、金がなければ、敵の攻撃を受けきれないものということ。
終盤で自分の持ち駒に金がなければ、相手の寄せの狙いを、防ぎきれない可能性が高くなるということ。

これは、もう頻出するので忘れないでいただきたいですね。

相手の寄せの狙いを、より多く防ぐために使う持ち駒は、金が最も適していると言える。

特に、終盤の攻め合いにおいて、自分の持ち駒に金がある場合は、自玉の安全のために、ギリギリまで残しておいた方が良い時もあります。

最後に

格言とは、本当に古くからの言葉なので、要所できちんと意味を理解していれば、役に立ってくれるので、頭の片隅にでも入れておいて欲しいです。

これから将棋を始める人も、もうすでにやっておられる方も、是非使える場面がきたら、バシッと決めちゃってください。また、この格言たちが決まる場面って結構あることに気づいていかれると思います。

part2の記事はこちらになります。

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